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年末年始に海外旅行するなら|ネット環境と決済手段の準備ガイド2026-2027

年末年始の海外旅行は「現地の祝日」を知らないと詰む

年末年始に海外旅行を計画している方にまず伝えたいのは、渡航先の祝日カレンダーを確認してくださいということです。日本の年末年始と海外の休暇シーズンは重なるようで微妙にずれており、そのずれが現地でのトラブルに直結します。

筆者がヨーロッパで年末を過ごしたとき、12月25日にスーパーも薬局もすべて閉まっていて、水を買うのにも苦労した経験があります。日本ではクリスマスは通常営業ですが、欧米にとってのクリスマスは日本の元日に相当する日です。事前に知っていれば前日に買い出しを済ませていたのに、と後悔しました。

この記事では、年末年始の海外旅行に向けた準備を「2か月前」「1か月前」「1週間前」「前日」の時系列で整理しています。渡航先別の注意点と、eSIM・VPN・クレジットカード・保険のチェックリストも載せているので、上から順に確認していけば準備漏れは防げるはずです。

年末年始の海外旅行が「普段の旅行」と違う3つの理由

同じ海外旅行でも、年末年始にはこの時期ならではの特徴があります。準備の優先順位を決めるために、まずこの3点を理解しておいてください。

空港が1年で最も混雑する

年末年始は、GW・お盆と並んで出国ラッシュのピークです。成田空港では12月28日〜30日の出発がもっとも集中し、保安検査場の通過に1時間以上かかることもあります。

この混雑が通信準備にどう影響するかというと、空港のSIMカウンターに長蛇の列ができるということです。物理SIMカードを空港で買おうと思っていた方は、30分〜1時間の待ち時間を覚悟してください。eSIMならアプリから購入してQRコードを読み取るだけなので、空港カウンターに並ぶ必要はありません。この時期こそeSIMの事前準備が威力を発揮します。

現地の祝日で使えないサービスがある

冒頭でも触れましたが、12月24日〜1月1日の期間は世界各地で祝日が続きます。日本の感覚で「年末年始もお店はやっているだろう」と思っていると、現地で痛い目に遭います。

特にヨーロッパとオセアニアは影響が大きく、クリスマス(12月25日〜26日)と元日(1月1日)はレストラン、ショッピングモール、公共交通まで縮小運行になるケースが珍しくありません。通信キャリアの店舗も休業する場合があるため、eSIMの設定トラブルが起きても現地のサポートに頼れない可能性があります。

航空券・ホテルの価格がピーク

年末年始は1年でもっとも航空券とホテルの価格が高騰する時期です。通常期の1.5〜3倍になることも珍しくありません。旅費が高い分、通信費や決済手数料など「削れるところは削りたい」という方が多いでしょう。

キャリアの国際ローミングは1日最大2,980円かかりますが、eSIMなら同じ期間を500〜1,500円程度でカバーできます。1週間の旅行なら差額は1万円以上。旅費全体が高い年末年始だからこそ、通信費の最適化は見逃せないポイントです。eSIM比較記事で渡航先に合ったプランを選んでください。

出発2か月前にやること

年末年始に出発するなら、10月下旬〜11月上旬がスタートラインです。この段階で手を打っておくべきは、発行に時間がかかるものだけです。

クレジットカードの準備

海外旅行に持っていくカードは最低2枚。VISAとMastercardでブランドを分けるのが基本です。1枚しか持っていなかったり、同じブランドのカードしかなかったりする場合は、この段階で追加の1枚を申し込んでください。審査から郵送まで2〜3週間かかるカードが多く、12月に入ってからでは間に合わない場合があります。

特にエポスカードは海外旅行保険が自動付帯するため、まだ持っていない方はこの機会に発行しておくと安心です。年会費無料で傷害治療200万円・疾病治療270万円がカバーされます。

カード選びの詳細は海外旅行向けクレジットカード比較にまとめています。

海外キャッシング枠の確認

クレジットカードの海外キャッシング枠は、申し込みから設定完了まで1〜2週間かかることがあります。現金が必要な渡航先(東南アジアの屋台やタクシーなど)に行く場合は、2か月前のこのタイミングで申請しておくと確実です。

出発1か月前にやること

12月上旬です。航空券とホテルの予約は済んでいるはずなので、ここからは通信手段と保険の準備に集中します。

eSIMの購入とインストール

渡航先と日数が決まっている方は、eSIMの購入に進んでください。AiraloやHolaflyなど主要なサービスは、アプリからプランを選んでQRコードを読み取るだけでインストールが完了します。所要時間は10〜15分程度です。

1か月前にインストールしても問題ありません。eSIMのデータプランは「現地で通信を開始した時点」からカウントされるものが多いため、早めにインストールしても使用開始前にデータが消費されることはありません。

初めてeSIMを使う方は、eSIM設定ガイドでiPhone・Android別の手順を確認しておくと安心です。

VPNの契約とテスト接続

年末年始の渡航先として中国を選ぶ方は少数派ですが、中国以外でもVPNの出番はあります。ホテルやカフェのフリーWiFiを使う場面ではセキュリティ対策として有効ですし、日本のNetflixやTVerを旅先で観たい方にもVPNは必要です。

年末年始は家族や友人と過ごす時間が長い旅行になりやすく、ホテルの部屋でくつろぎながら日本の番組を観たいという需要は高いはずです。VPNがあればそれが可能になります。

VPNアプリは日本にいるうちにインストールし、テスト接続まで済ませておいてください。サービスの選び方はVPN比較記事を参考にしてください。

旅行保険の確認と加入

年末年始は病院も休診になるケースがあります。海外でそのタイミングで体調を崩すと、救急外来の高額な医療費を自己負担しなければなりません。

クレジットカード付帯の保険で足りるかどうか、補償内容を確認してください。特に傷害治療・疾病治療の補償額は要チェックです。年末年始のヨーロッパやアメリカは医療費が高額なため、カード付帯だけでは不安な方は別途保険に加入しておくことをおすすめします。

保険の選び方は海外旅行保険の比較にまとめています。

出発1週間前にやること

12月下旬に入りました。ここからは細かい仕上げの段階です。

渡航先の祝日カレンダーを確認

渡航先で12月24日〜1月3日の間にどの祝日があるか、改めて確認してください。確認すべきは以下の3点です。

  • 大型ショッピング施設の営業日と営業時間
  • 公共交通機関の運行スケジュール(休日ダイヤへの変更)
  • 通信キャリア店舗の営業日(eSIMトラブル時の駆け込み先として)

特にヨーロッパでは、12月25日・26日はほぼすべての店舗が閉まります。食料品は前日までに確保しておいてください。

オフラインマップと翻訳アプリの準備

Google Mapsのオフラインマップは、WiFi環境でダウンロードしておいてください。年末年始は観光地が混雑し、モバイル回線が遅くなることがあります。オフラインマップがあれば、通信状況に関係なくナビが使えます。

翻訳アプリ(Google翻訳やDeepL)のオフラインデータも事前にダウンロードしておくと、通信量の節約になります。

データローミングの設定確認

日本のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のデータローミングがオフになっているか確認してください。オンのまま渡航すると、帰国後に数万円の請求が届くことがあります。この確認は出発直前まで何度やっても損はありません。詳しくはデータローミングの高額請求を防ぐ方法を参照してください。

出発前日にやること

eSIMのインストール状況を最終確認

1か月前にインストールしたeSIMがスマホの設定画面にきちんと表示されているか、最終確認してください。iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」、Androidなら「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」で確認できます。

モバイルバッテリーの充電

年末年始の空港は混雑するため、搭乗ゲートでの待ち時間が長くなりがちです。スマホのバッテリーを無駄に消費しないよう、モバイルバッテリーをフル充電しておいてください。海外ではeSIMの切り替え、VPN接続、地図アプリの使用など、バッテリー消費が国内より激しくなります。

スーツケースの準備

年に1〜2回の海外旅行なら、スーツケースはレンタルも検討してみてください。購入すると数万円かかるブランドスーツケースも、レンタルなら数千円で使えます。保管場所に困らないのも利点です。

渡航先別の準備ポイント

年末年始に人気の渡航先について、この時期ならではの注意点をまとめます。

ハワイ — 年末年始も営業している店が多い

ハワイは日本人観光客が多いため、年末年始でも大半の店舗が通常営業しています。アラモアナセンターやワイキキ周辺は12月25日も営業しているショップが多く、買い物に困ることは少ないでしょう。

ただし、ハワイへの便は年末年始にもっとも混み合います。ホノルル空港の入国審査は1〜2時間待ちを覚悟してください。その間にeSIMの切り替えを済ませておくと、入国後すぐにスマホが使えます。

レンタカーを利用する方は、オフラインマップを必ずダウンロードしておいてください。ノースショアやマウイ島の山間部は電波が弱いエリアがあります。

ヨーロッパ — クリスマス休業に最大限の注意

年末年始のヨーロッパ旅行で最も注意すべきは、12月25日・26日のクリスマス休業です。ドイツ、フランス、イギリス、イタリアなど主要国では、この2日間はスーパー、レストラン、観光施設の大半が閉まります。

12月31日の大晦日は午前中まで営業する店が多いですが、午後から閉まるケースがほとんどです。1月1日も休業する店が多いため、12月30日までに食料品や日用品を確保しておく必要があります。

通信面では、ヨーロッパ周遊の場合はEU対応のeSIMプランを選ぶと、国をまたぐたびにSIMを変える手間が省けます。冬のヨーロッパは日照時間が短く、屋内で過ごす時間が長くなるため、ホテルのフリーWiFiを使う機会が増えます。VPNの準備は忘れずに。

アジア(韓国・台湾・タイ) — 旧正月との違いに注意

韓国、台湾、タイなどアジア圏は、年末年始よりも旧正月(1月下旬〜2月中旬)が本番の休暇シーズンです。つまり12月末〜1月上旬は、ヨーロッパほど休業の影響を受けません。

韓国はクリスマス(12月25日)が祝日ですが、1月1日は通常営業の店が多いです。台湾も同様で、年末年始は比較的通常通り営業しています。タイはカウントダウンイベントが盛り上がる反面、通常の店舗は1月1日以外ほぼ平常運転です。

ただし、アジア圏でも空港の混雑は日本人観光客の集中によって発生します。特にソウルの仁川空港、台北の桃園空港は年末年始に日本からの便が集中するため、入国審査の待ち時間が長くなります。

eSIM・VPN・クレカ・保険のチェックリスト

年末年始の海外旅行に向けた準備項目を一覧にまとめます。上から順にチェックしていってください。

通信(eSIM)

  • スマホがeSIM対応か確認する(iPhone XS以降、Pixel 4以降が目安)
  • 渡航先と日数に合ったeSIMプランをeSIM比較記事で選ぶ
  • 自宅のWiFi環境でeSIMをインストールする
  • インストール後、設定画面にeSIMが表示されていることを確認する
  • 日本キャリアのデータローミングをオフにする
  • 家族旅行の場合は家族全員分の端末にインストールする

セキュリティ(VPN)

  • VPNアプリをインストールする(VPN比較記事で選択)
  • 日本にいるうちにテスト接続を完了させる
  • ホテルやカフェのフリーWiFiを使う予定があるならVPNは必須
  • 日本のNetflixやTVerを旅先で観たい場合もVPNが必要

決済(クレジットカード)

  • VISA + Mastercardの2枚体制を確認する
  • タッチ決済(コンタクトレス)に対応しているか確認する
  • 海外キャッシング枠が設定されているか確認する
  • 海外事務手数料の低いカードをメインに設定する
  • カードが足りない場合はクレジットカード比較から選んで早めに申し込む

保険

  • クレジットカード付帯の旅行保険の補償内容を確認する
  • 自動付帯か利用付帯かを確認する
  • 補償が不十分なら海外旅行保険に別途加入する
  • 保険証券(電子版でも可)をスマホに保存しておく

スマホ設定

  • オフラインマップをダウンロードする
  • 翻訳アプリのオフラインデータをダウンロードする
  • 重要アプリ(航空会社、ホテル予約、配車アプリ)がログイン済みか確認する
  • モバイルバッテリーをフル充電する

スマホの海外設定を体系的に確認したい方は海外旅行のスマホ設定ガイドを参照してください。

現地到着後にやること

飛行機が着陸し、機内モードを解除したらすぐにやることがあります。

eSIMの回線切り替え

スマホの設定画面を開き、eSIMの回線をデータ通信用に切り替えます。iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→渡航先のeSIMを選択→「モバイルデータ通信」をオンにします。

1〜2分で現地の電波を掴むはずです。5分経っても接続できない場合は、機内モードのオン/オフを試してください。入国審査の待ち時間にこの作業を済ませておくと、空港を出た瞬間からスマホが使えます。

VPN接続テスト

空港のWiFiに接続できる段階で、VPNの接続テストをしてください。特にフリーWiFiを頻繁に使う予定の方は、最初の接続で問題がないことを確認しておくと安心です。

帰国後の設定戻し

旅行が終わったら、eSIMのデータ通信をオフにし、日本のキャリア回線に切り替えてください。VPNの常時接続を設定している方は、それも解除します。

eSIMのプロファイル自体は、すぐに削除する必要はありません。同じ国に再度渡航する予定がある場合、データをチャージして再利用できるサービスもあります。

年末年始の渡航先に合ったeSIMサービスの比較はeSIM主要5社の比較記事にまとめています。

2か月前からの逆算で、年末年始の旅行を快適に

この記事で紹介した準備を時系列でまとめると、以下の流れになります。

  • 2か月前: クレジットカード申し込み → 海外キャッシング枠の確認
  • 1か月前: eSIM購入・インストール → VPN契約・テスト → 旅行保険の確認・加入
  • 1週間前: 渡航先の祝日カレンダー確認 → オフラインマップ・翻訳アプリのDL → データローミングOFF確認
  • 前日: eSIM最終確認 → モバイルバッテリー充電 → スーツケース準備
  • 現地到着後: eSIM切り替え → VPN接続テスト
  • 帰国後: スマホ設定を元に戻す

年末年始は、空港の混雑と現地の祝日休業という「普段の旅行にはないリスク」が加わります。だからこそ、事前の準備が旅行の快適さを大きく左右します。通信手段とカード類を出発前に整えておけば、現地では年末年始の雰囲気を存分に楽しめるはずです。

eSIMの選び方がまだ決まっていない方はeSIM比較記事から、スマホの海外設定を確認したい方は海外旅行のスマホ設定ガイドから読み始めてみてください。

よくある質問

年末年始の海外旅行、いつから準備すべき?
eSIMとVPNは出発の1週間前、クレジットカードは1〜2か月前には手配を始めてください。年末年始は空港カウンターが混雑するため、eSIMの事前準備が特に重要です。
年末年始に人気の渡航先は?
ハワイ、グアム、タイ、台湾、韓国が定番です。温暖なリゾートと近場アジアに需要が集中します。
年末年始の海外旅行で特に注意することは?
空港の混雑、現地の祝日による店舗・施設の休業、海外旅行保険の加入忘れの3点です。特にクリスマス〜元日は欧米の多くの店が休業します。

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