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自分のスマホはeSIM対応?確認方法と対応機種リスト2026

eSIMを使って海外旅行のネット環境を整えたい。でも、そもそも自分のスマホがeSIMに対応しているのかわからない。この不安を解消しないまま先に進んでも意味がないので、最初にここをクリアにします。

結論から言うと、2020年以降に発売された主要メーカーのスマートフォンであれば、ほぼeSIMに対応しています。iPhoneならXS/XR以降、AndroidならGoogle Pixel 4以降やGalaxy S21以降が対応機種です。ただし「ほぼ」なので例外もあります。自分の端末が確実に対応しているか、30秒で確認できる方法を先にお伝えします。

iPhoneでeSIM対応を確認する方法

手順は非常にシンプルです。

「設定」→「一般」→「情報」の順にタップしてください。画面を下にスクロールすると、端末の各種情報が並んでいます。そこに「EID」という項目があれば、そのiPhoneはeSIMに対応しています。EIDとはeSIMに割り当てられた固有の識別番号で、eSIM非対応の端末にはこの項目自体が表示されません。

確認にかかる時間は15秒程度。アプリのインストールも、キャリアへの問い合わせも不要です。

AndroidでeSIM対応を確認する方法

Androidは端末メーカーごとに設定画面の構造が微妙に異なるため、iPhoneほど統一的ではありません。ただ、大まかな確認手順は共通しています。

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」と進んでください。この画面に「eSIMを追加」や「eSIMをダウンロード」といった選択肢が表示されていれば、対応端末です。

Samsung Galaxy の場合は少し異なります。「設定」→「接続」→「SIMマネージャー」と進み、「eSIMを追加」が表示されるか確認してください。

Pixel端末であれば「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「+」ボタンから「代わりにSIMをダウンロードしますか?」という表示が出ます。これが出ればeSIM対応です。

どのメーカーでも、設定画面にeSIM関連のメニューが一切見当たらなければ、その端末はeSIM非対応と判断して問題ありません。

iPhone eSIM対応機種一覧(2026年3月時点)

iPhoneのeSIM対応は2018年発売のiPhone XS/XRから始まりました。以下がeSIM対応機種の全リストです。

シリーズ対応モデルSIM構成
iPhone XS / XS Max2018年発売nano-SIM + eSIM
iPhone XR2018年発売nano-SIM + eSIM
iPhone 11シリーズ11 / 11 Pro / 11 Pro Maxnano-SIM + eSIM
iPhone SE(第2世代)2020年発売nano-SIM + eSIM
iPhone 12シリーズ12 mini / 12 / 12 Pro / 12 Pro Maxnano-SIM + eSIM(デュアルeSIM対応)
iPhone 13シリーズ13 mini / 13 / 13 Pro / 13 Pro Maxnano-SIM + eSIM(デュアルeSIM対応)
iPhone SE(第3世代)2022年発売nano-SIM + eSIM(デュアルeSIM対応)
iPhone 14シリーズ14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Maxnano-SIM + eSIM(米国版はeSIMオンリー)
iPhone 15シリーズ15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Maxnano-SIM + eSIM(米国版はeSIMオンリー)
iPhone 16シリーズ16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Maxnano-SIM + eSIM(米国版はeSIMオンリー)
iPhone SE(第4世代)2025年発売eSIMオンリー(nano-SIMスロットなし)

押さえておくべきポイントがいくつかあります。

iPhone 12以降はデュアルeSIMに対応しています。つまり物理SIMを使わずに、2つのeSIMだけで2回線を運用できます。海外旅行では「日本のキャリアのeSIM + 現地用eSIM」という組み合わせが可能です。

iPhone 14以降の米国版はSIMカードスロットが廃止されており、eSIMオンリーの設計になっています。日本版にはまだnano-SIMスロットがあるので混同しないでください。ただし2025年発売のiPhone SE(第4世代)は日本版もeSIMオンリーです。物理SIMスロットがありません。

iPhone SE(第1世代)はeSIM非対応です。「iPhone SE」と名前がついていても世代によって異なるので注意してください。第2世代以降であれば対応しています。

Android eSIM対応機種一覧(2026年3月時点)

AndroidはiPhoneと違い、メーカー・モデルごとに対応状況がまちまちです。主要メーカーの対応機種を整理します。

Google Pixel

モデルeSIM対応備考
Pixel 3 / 3 XL非対応
Pixel 3a / 3a XL非対応
Pixel 4 / 4 XL対応eSIM対応の初代Pixel
Pixel 4a / 4a (5G)対応
Pixel 5 / 5a対応
Pixel 6 / 6 Pro / 6a対応
Pixel 7 / 7 Pro / 7a対応デュアルeSIM対応
Pixel 8 / 8 Pro / 8a対応デュアルeSIM対応
Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro Fold対応デュアルeSIM対応
Pixel Fold対応デュアルeSIM対応

Pixel 4以降はすべてeSIM対応です。筆者はPixelユーザーなので実際にeSIMの設定も何度も行っていますが、Pixelは設定画面がわかりやすく、eSIM初心者でも迷いにくい端末です。

Samsung Galaxy

モデルeSIM対応備考
Galaxy S20シリーズ一部対応キャリア版は非対応の場合あり
Galaxy S21 / S21+ / S21 Ultra対応
Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultra対応
Galaxy S23 / S23+ / S23 Ultra対応
Galaxy S24 / S24+ / S24 Ultra対応
Galaxy S25 / S25+ / S25 Ultra対応
Galaxy Z Flip3以降対応折りたたみもeSIM対応
Galaxy Z Fold3以降対応
Galaxy A54 / A55対応ミドルレンジも対応が拡大
Galaxy Note 20 Ultra対応

Galaxyで注意すべきは、同じモデルでもキャリア版とSIMフリー版でeSIM対応状況が異なるケースがある点です。特にGalaxy S20世代では、キャリア版がeSIM非対応というケースが報告されています。確認方法は前述のSIMマネージャーで「eSIMを追加」が表示されるかどうかです。

その他のメーカー

メーカー対応モデル(代表例)
OPPOFind X3 Pro、Reno7 A以降の一部モデル
Xiaomi12T Pro、13シリーズ以降の一部モデル
HUAWEIP40 Pro以降(ただしGMS非搭載モデルはeSIMサービスとの互換性に注意)
Sony XperiaXperia 1 IV以降、Xperia 10 IV以降
AQUOSAQUOS sense7以降の一部モデル
Motorolarazr 2022以降、edge 30 Pro以降

OPPO、Xiaomi、HUAWEIなどは機種ごとに対応状況がバラバラです。同一シリーズでも地域版によって異なることがあるため、前述の設定画面からの確認が最も確実です。

SIMロック解除の確認と手順

eSIM対応端末であっても、SIMロックがかかっていると海外のeSIMが使えない場合があります。

2021年10月以降に発売された端末は、総務省のガイドラインにより原則SIMロックなしで販売されています。2021年10月以降に新品で購入した端末であれば、SIMロックの心配は基本的にありません。

それ以前に購入した端末は、SIMロックの確認と解除が必要な場合があります。

iPhoneのSIMロック確認方法

「設定」→「一般」→「情報」と進み、「SIMロック」の項目を確認してください。「SIMロックなし」と表示されていればそのまま使えます。「SIMロックあり」の場合は解除手続きが必要です。

AndroidのSIMロック確認方法

「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」で確認できます。メーカーによって表記が異なりますが、「ステータス: 許可」や「SIMロックなし」と表示されていれば解除済みです。

SIMロック解除の手順

各キャリアのオンライン手続きで無料で解除できます。

  • ドコモ: My docomoから手続き(無料)
  • au: My auから手続き(無料)
  • ソフトバンク: My SoftBankから手続き(無料)
  • 楽天モバイル: 最初からSIMロックなし

オンラインでの手続きであれば無料ですが、キャリアショップの窓口で依頼すると手数料がかかる場合があります。出発前に余裕を持って済ませておいてください。

デュアルSIMの仕組みと海外での活用

eSIM対応端末の多くは「デュアルSIM」に対応しています。これは1台のスマートフォンで2つの回線を同時に使える機能です。

海外旅行でのデュアルSIMの使い方は明快です。

SIM1に日本のキャリア回線(物理SIMまたはeSIM)を入れたまま、SIM2に海外用のeSIMを追加します。こうすると、日本の電話番号で着信を受けつつ、データ通信は海外用eSIMで行うことができます。

具体的な設定としては、スマホの設定画面で「モバイルデータ通信」に使う回線を海外用eSIMに切り替えます。「音声通話」の回線は日本のキャリアのままにしておけば、日本からの電話を受けることもできます(ただし国際ローミングの着信料がかかる点は注意してください)。

筆者の場合、海外では日本のキャリア回線のデータローミングをOFFにして、データ通信はすべてeSIMで行っています。音声通話はLINEやWhatsAppのインターネット通話で代用しているので、日本のキャリア回線はほぼ待ち受け専用です。それでも「日本の番号が生きている」という安心感は大きいですね。

デュアルSIMの組み合わせパターンは端末によって異なります。

パターン対応端末例
物理SIM + eSIMiPhone XS〜13、Pixel 4〜6、Galaxy S21〜
eSIM + eSIM(デュアルeSIM)iPhone 13以降、Pixel 7以降
eSIMオンリーiPhone 14以降(米国版)、iPhone SE(第4世代)

iPhone 13以降やPixel 7以降はデュアルeSIMに対応しているので、物理SIMを使わずに「日本のeSIM + 海外のeSIM」で運用できます。物理SIMスロットがひとつしかない端末でも、2回線を同時に使えるわけです。

eSIM非対応だった場合の選択肢

確認の結果、残念ながら自分のスマホがeSIM非対応だった場合。落胆する前に、代替手段は普通にあります。

ポケットWiFi(WiFiレンタル)

端末を問わず使えるのが最大のメリットです。WiFi接続ができるスマートフォンであればどの機種でもOK。複数人でシェアできるので、家族旅行やグループ旅行では一人あたりのコストが下がります。

デメリットは、端末を持ち歩く必要があること、充電が必要なこと、返却の手間があること。筆者も以前はポケットWiFiを使っていましたが、返却し忘れてヒヤッとした経験が何度かあります。eSIMとポケットWiFiの比較はeSIMとポケットWiFiの比較記事で詳しくまとめています。

現地SIMカード

渡航先の空港や街中のショップで物理SIMカードを購入する方法です。現地キャリアの回線を直接使うため、通信品質は安定していることが多いです。

デメリットは、空港のSIMカウンターに並ぶ時間がかかること、日本のSIMカードを抜く必要があるため帰国後に入れ替え直す手間があること、そして国によっては言語の壁があることです。

端末の買い替え

eSIM対応のスマートフォンは年々手頃になっています。ミドルレンジのPixel 8aやGalaxy A55はeSIM対応で、端末価格も5〜7万円台です。今後海外旅行の機会が増えるのであれば、次の機種変更でeSIM対応端末を選ぶのが長い目で見て最も楽な解決策です。

お使いのスマホがeSIM対応なら、次はeSIM5社比較まとめでサービスを選びましょう。

次のステップ

自分のスマホがeSIM対応であることが確認できたら、次はeSIMサービスを選ぶ段階です。

筆者が3年間使い続けているAiraloをはじめとした海外eSIM5社の比較で、料金・通信品質・サポートの違いを整理しています。

eSIMの購入からインストール、現地での設定切り替えまでの具体的な手順はeSIM設定ガイドにまとめています。初めてeSIMを使う方はあわせて確認してください。

データ量のプラン選びに迷ったら、データ量の目安ガイドが参考になります。用途別の消費量と日数から、自分に合ったプランを計算できます。

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よくある質問

自分のスマホがeSIM対応か確認する方法は?
iPhoneの場合は設定→一般→情報で「EID」の項目があればeSIM対応です。Androidの場合は設定→ネットワークとインターネット→SIM→「eSIMを追加」の選択肢があれば対応しています。
iPhone SEはeSIM対応?
iPhone SE(第2世代以降)はeSIMに対応しています。第1世代は非対応です。
SIMロック解除は必要?
2021年10月以降に発売された端末はSIMロックなしで販売されています。それ以前の端末はキャリアでSIMロック解除手続きが必要な場合があります。
デュアルSIMとは何?
1台のスマートフォンに2つのSIM(物理SIM+eSIM、またはeSIM+eSIM)を入れて、2つの回線を同時に使える機能です。海外旅行では日本の番号を維持しながら現地のeSIMでデータ通信ができます。

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