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Airaloを3年使い続けている筆者の本音レビュー|メリットもデメリットも隠さず書く

eSIMサービスの「Airalo(エアロ)」を使い始めてから、気づけば3年が経っていました。その間に海外渡航は10回以上。タイ、韓国、台湾、シンガポール、フランス、アメリカと、アジアからヨーロッパ、北米まで幅広い国でAiraloのeSIMを使ってきました。

ネット上には「Airaloを買ってみた」という初回レビューは山ほどあります。でも、3年間リピートし続けているユーザーの視点って、意外と少ないんですよね。初回の印象と、何度も使い込んだあとの評価は違います。最初は気づかなかった良さも、逆に使い込むうちに見えてきた不満もあります。

この記事では、そのあたりを包み隠さず書きます。Airaloの購入を検討している方はもちろん、すでに使っていて「他に乗り換えるべきか」と迷っている方にも参考になるはずです。

筆者がAiraloを使い始めたきっかけ

2023年の春、タイ・バンコクへの出張がきっかけでした。それまでは空港でSIMカードを買うか、ポケットWiFiをレンタルするかの二択。正直どちらも面倒で、特にポケットWiFiは返却忘れのヒヤリハットが何度かありました。

ちょうどその頃、同僚から「eSIMが便利らしい」と聞いて調べ始めました。Airaloは当時から対応国の多さと料金の安さで評判が良く、「とりあえず試してみるか」くらいの気持ちで最初のeSIMを購入。タイ向けの3GB/30日プランで、確か$6〜7くらいだったと思います。

それが3年前の話。以来、海外に行くときはほぼ毎回Airaloを使っています。

購入から設定まで|慣れれば5分で終わる

Airaloでの購入フローは非常にシンプルです。3年間で何度もやっているので、今では5分もかかりません。

まずAiraloのアプリを開いて、渡航先の国を選びます。するとその国で使えるプランが一覧で表示されます。データ容量と有効期間の組み合わせがいくつかあるので、滞在日数と使い方に合わせて選ぶだけです。筆者の場合、1週間程度の渡航なら3GB、2週間以上なら5〜10GBを目安にしています。何GBが自分に合っているかわからない方はデータ量の目安ガイドを参考にしてください。

プランを選んだら決済。クレジットカード、PayPal、Alipayに対応していて、日本のクレジットカードで問題なく通ります。3年間で一度も決済エラーになったことはありません。

決済が終わると、eSIMのインストール画面に進みます。QRコードが表示されるので、スマホの設定からeSIMを追加してQRコードを読み取ります。あるいは、アプリから直接インストールする方法もあります。筆者はいつもアプリからの直接インストールを使っています。こちらのほうが手順が少なくて楽です。

ここで一つポイント。eSIMのインストールは出発前に済ませておくことを強くおすすめします。インストールさえしておけば、現地に着いたら設定画面でそのeSIMの回線をオンにするだけ。飛行機を降りてすぐ通信できます。初めてeSIMを使う方は設定ガイドもあわせてどうぞ。

実際、2024年にタイのスワンナプーム空港に着いたとき、飛行機のドアが開いてシートベルトを外した瞬間にeSIMをオンにしました。機内モードを解除して数秒後にはもう4G回線を掴んでいて、到着ゲートに向かいながらGrabのアプリを開いてタクシーの手配を始められました。この体験は、空港のSIMカウンターに並んでいた頃には考えられなかったものです。

国ごとの通信品質|アジアは快適、ヨーロッパはやや波がある

3年間で6カ国以上で使ってきた実感をまとめます。すべてSpeedtestアプリで計測した数値を元にしています。

タイ(バンコク・チェンマイ)は文句なしの通信品質です。下り30〜45Mbps程度が安定して出ます。AIS回線に接続されることが多く、バンコク市内はもちろん、チェンマイの旧市街でも快適に使えました。Google Mapsのナビ、Grabでの配車、LINE通話、どれもストレスを感じたことがありません。渡航回数が一番多い国でもあるので、安定性には確信を持っています。

韓国(ソウル)も非常に快適でした。下り40〜55Mbpsと、テストした国の中では最速クラス。さすがIT先進国という印象です。明洞の人混みの中でもNetflixが普通に観られるレベルで、回線が混雑する時間帯でも目立った速度低下はありませんでした。

台湾(台北)は下り25〜35Mbps程度。十分実用的ですが、夜市周辺など人が密集するエリアでは20Mbpsを下回ることもありました。とはいえ、SNSやマップの利用には何の支障もないレベルです。

シンガポールは韓国と同様に高速で、下り40Mbps前後が安定していました。市内どこにいても回線が途切れることはなく、安心感のある通信環境です。

一方で、フランス(パリ)ではやや波がありました。下り15〜30Mbpsと、アジア圏と比べると一段落ちます。特に夕方の17〜20時ごろ、パリ市内のカフェで計測したときは下り12Mbps程度まで落ちることがあり、テザリングでPC作業をしていたときに少しもたつきを感じました。ウェブブラウジングや地図アプリは問題ないものの、オンラインミーティングではカメラをオフにしたほうが安定しました。

アメリカ(ニューヨーク・サンフランシスコ)は下り20〜35Mbps程度。可もなく不可もなくといったところです。マンハッタンの中心部では安定していましたが、サンフランシスコのミッション地区あたりでは接続が不安定になる瞬間がありました。ただ、完全に繋がらなくなったことは一度もありません。

総じて言えるのは、アジア圏でのパフォーマンスはかなり優秀だということ。ヨーロッパ・北米でも日常使いに困ることはまずありませんが、速度面では一歩譲ります。

アプリの使い勝手|データ残量管理が地味に助かる

Airaloのアプリで筆者が最も重宝しているのは、データ残量のリアルタイム確認です。アプリを開くとトップ画面に「残り○GB / ○GB」と表示されるので、あとどれくらい使えるか一目でわかります。

3年前に使い始めた頃は、この残量表示の更新にタイムラグがあって、実際の消費量と表示がズレていることがありました。しかし2024年後半のアップデートでかなり改善されて、今ではほぼリアルタイムで反映されるようになっています。こういうアプリの着実な改善は、長く使っているからこそ実感できる部分です。

データが残り少なくなったときの追加購入(トップアップ)も簡単です。アプリ内の「マイeSIM」から対象のeSIMを選んで、追加データのプランを購入するだけ。新しいeSIMを買い直す必要はありません。2025年の台湾旅行中、想定以上にGoogle Mapsを使ってしまい残量が500MBを切ったとき、ホテルのWiFiに繋いで1GBのトップアップを購入しました。手続きから反映まで1分もかからなかったと思います。

アプリのUIは日本語に対応しています。メニューやプラン説明はすべて日本語で表示されるので、英語が苦手な方でも購入からインストールまでは問題なく進められるはずです。

一方、eSIMの管理画面はやや整理が追いついていない印象もあります。過去に購入したeSIMがずらっと並ぶのですが、期限切れのものと有効なものが混在していて、10回以上使っている筆者のアプリにはかなりの数のeSIMが溜まっています。期限切れのeSIMをまとめてアーカイブする機能があると助かるのですが、今のところそうした機能は見当たりません。

料金の分析|3年分の購入履歴を振り返って

3年間のAiralo利用で、筆者が支払った総額はざっくり$150〜170程度です。10回以上の渡航で平均すると、1回あたり$15前後。日本円で2,000〜2,500円くらいでしょうか。

ポケットWiFiをレンタルしていた時代は、1回の渡航で3,000〜5,000円は普通にかかっていたので、コスト面では確実に安くなっています。3年間で見れば数万円の差になっているはずです。

Airaloの料金体系で気に入っているのは、少容量プランの安さです。たとえばタイ向けなら1GB/7日で$5.00、3GB/30日で$6.50。3〜5日の短期渡航でSNSとマップくらいしか使わないなら、$5〜7で済みます。空港のSIMカウンターで買うと最低でも300〜500バーツ(1,200〜2,000円)はかかるので、Airaloのほうが安いことが多いです。

ただし、大容量プランになると割安感は薄れます。20GB/30日で$42.00、これはGB単価が$2.1。他社と比べて特別安いわけではありません。大容量が必要な場合は、HolaflyやtrifaのeSIMとも比較検討したほうが良いです。各サービスの詳しい比較はeSIM比較の記事にまとめていますので、そちらも参考にしてください。

リージョナルプラン(複数国対応プラン)も利用したことがあります。2024年にタイ→シンガポールと周遊したときに、アジア向けのリージョナルプランを使いました。国ごとに個別に買う場合の合計とほぼ同額か、やや割高になります。ただ、eSIMを国ごとに切り替える手間がないので、周遊旅行では十分メリットがあると感じました。

サポート体験|英語ベースなのは正直つらい人もいるはず

ここからは率直にデメリットを書きます。

Airaloのサポートは、アプリ内チャットかメールで問い合わせる形式です。3年間で2回ほどサポートに連絡したことがあります。

1回目は2023年、台湾でeSIMがうまくアクティベートされなかったとき。アプリ内チャットで問い合わせたところ、約2時間後に返信が来ました。指示通りにeSIMを一度削除して再インストールしたら解決。対応自体は丁寧でしたが、やり取りはすべて英語です。

2回目は2025年、フランスでデータ残量の表示がおかしくなったとき。実際にはまだ1GB以上残っているはずなのに、アプリ上では残量ゼロと表示されました。チャットで問い合わせて、サーバー側の同期エラーだったようで、数時間後に表示が正常に戻りました。

どちらのケースでも、問い合わせは英語で行いました。ヘルプセンターは日本語化されていますし、アプリ内で日本語で問い合わせることも可能です。ただ、筆者が試した範囲では、英語で書いたほうが返答が早い印象です。日本語で問い合わせた場合、返答そのものは来るのですが、反応までに半日〜1日かかることもあるようです。

trifaのように24時間日本語有人チャットで即座に対応してもらえるサービスと比べると、ここは明確に見劣りします。英語でのやり取りに抵抗がない方なら問題ありませんが、「海外でトラブったときに日本語で助けてほしい」という方には、このポイントは軽視しないほうが良いです。

3年使って見えたデメリット

サポートの言語問題以外にも、長期利用で気づいたマイナス点をまとめます。

まず、無制限プランの対応国が限られていることです。Holaflyは多くの国で無制限プランを提供していますが、Airaloは基本的にGB単位の従量プランです。動画を頻繁に観る方や、テザリングでPC作業をする方にとっては、データ残量を常に気にしないといけないのはストレスかもしれません。

次に、電話番号が付かないことです。AiraloのeSIMはデータ通信専用で、音声通話用の番号は付与されません。これはAiraloに限った話ではなく、ほとんどの旅行者向けeSIMに共通する仕様ですが、現地で電話番号が必要になるケースでは別途対策が必要です。筆者はLINE通話やWhatsAppで代用しているので、実際に困ったことはほぼありません。

それから、渡航先によって接続する回線キャリアが異なるため、品質にバラつきがある点も挙げておきます。タイではAIS(大手キャリア)に繋がることが多く快適ですが、国によってはMVNO経由になる場合もあります。どの国でどのキャリアに繋がるかは、購入画面に記載されているので、気になる方は事前に確認してください。

最後に、マイナーな国ではプランの選択肢が少ないこと。200カ国以上に対応しているのは事実ですが、アフリカや中南米の一部の国では1〜2プランしか用意されていないケースがあります。メジャーな渡航先であれば気にならない問題ですが、ニッチな国への渡航を予定している方は、事前にプランの有無と内容を確認しておいたほうが良いです。

競合との比較|他に乗り換えなかった理由

3年間Airaloを使い続ける中で、他のサービスも何度か試しています。

trifaは日本語サポートが圧倒的に優秀です。設定がうまくいかないとき、チャットで日本語で質問して即座に返答がもらえるのは本当に心強い。eSIMが初めてで不安がある方には、trifaのほうが安心できると思います。ただ、料金はAiraloと比べてかなり割高です。たとえばタイ3GBで比較すると、Airaloが約$6.50に対してtrifaは約$13.50。ほぼ倍です。

Holaflyは無制限プランが魅力です。データ残量を気にしないで済むのは確かに楽で、2週間以上の長期滞在かつ動画視聴が多い方には向いています。ただ、実際には1日3〜5GBを超えると速度制限がかかるケースがあり、「無制限」という言葉のイメージほど自由に使えるわけではありません。短期渡航では割高です。

結局のところ、筆者がAiraloに戻ってくるのは「普通にちゃんと使える」からです。派手な特長はないけれど、対応国の広さ、料金の妥当さ、アプリの使いやすさ、どれも平均以上。致命的な欠点がない。海外での通信手段に求めるのは、奇抜な機能ではなく「空港に着いたらすぐ繋がる」「旅行中に変なトラブルが起きない」という地味な信頼性です。その点でAiraloは3年間、筆者を裏切りませんでした。

各サービスの詳しいスペック比較や速度テスト結果は、海外eSIM5社の比較レビューに掲載しています。

3年使ったからこそわかる「Airaloが向いている人」

これだけ長く使ってきた筆者なりに、Airaloが向いている人・向いていない人を整理します。

Airaloをおすすめできるのは、年に1〜2回以上海外に行く方です。アプリにアカウントを作っておけば、渡航のたびに数分でeSIMを追加購入できます。リピーターほど手間の少なさを実感できるサービスです。

コストを抑えたい方にも合っています。ポケットWiFiや現地SIMと比較して、ほとんどの場合Airaloのほうが安く済みます。特に短期渡航の少容量プランは価格優位性が明確です。

英語でのやり取りに抵抗がない方、あるいはeSIMの設定に慣れていて自力で解決できる方にも向いています。逆に言えば、海外旅行自体が初めてで、何かあったときに日本語でサポートを受けたい方は、まずtrifaから始めるほうが精神的に楽でしょう。

また、「ギガ残量を気にするのが嫌」「毎日何時間も動画を観たい」という方には、Airaloは最適とは言えません。無制限プランの選択肢が限られているからです。そういう使い方をする方は、Holaflyも検討してみてください。

Airaloを含む主要5社の料金・速度比較はeSIM比較まとめ記事にまとめています。

まとめ|3年間の結論

Airaloは「地味だけど頼れる存在」です。3年間で10回以上の渡航に使い、大きなトラブルは一度もありませんでした。もちろん細かい不満はあります。サポートが英語中心であること、無制限プランが充実していないこと、ヨーロッパでは速度が落ちる時間帯があること。でも、これらは致命的な欠点ではなく、「わかった上で使えば困らない」レベルの話です。

初回レビューでは気づけない、長期利用者だからこそ伝えられることがあるとすれば、それはAiraloの安定感です。3年間でアプリは着実に改善されてきたし、対応国もプランの選択肢も増えています。サービスとして成長を続けている印象があり、今後も使い続けるつもりです。

海外旅行のネット環境に悩んでいる方は、まず一度試してみてください。筆者がそうだったように、「なんでもっと早く使わなかったんだろう」と感じるはずです。

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※TravelStackはアフィリエイトプログラムに参加しています。ただし、記事の評価や推奨はアフィリエイト報酬によって変えていません。筆者の3年間の実体験に基づく率直なレビューです。

よくある質問

Airaloの支払い方法は?
クレジットカード(Visa/Mastercard/AMEX)、PayPal、Alipayに対応しています。日本のクレジットカードで問題なく決済できます。
Airaloは日本語で使える?
アプリとヘルプセンターは日本語に対応しています。ただし、サポートへの問い合わせは英語のほうがスムーズです。日本語で問い合わせても返答は来ますが、やや時間がかかります。
Airaloのデータが足りなくなったら?
アプリ内で追加データを即時購入できます。渡航先で残量がゼロになっても、WiFi環境があれば追加購入してすぐに使えます。
Airaloのリージョナルプランとは?
複数の国をまたいで使えるプランです。たとえばアジア周遊プランなら、タイ→ベトナム→シンガポールと移動してもeSIMを買い直す必要がありません。国ごとに買うより割高ですが、周遊旅行では便利です。
Airaloの返金はできる?
未使用のeSIMに限り返金申請が可能です。インストール済み・使用済みのeSIMは返金対象外です。筆者は返金を申請したことがないため、実際の対応速度は不明です。

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